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要注意!アスベスト分析を依頼する際の「3つの注意点」

2023.08.03

アスベストの健康被害が危険視され、規制が強化された今では、アスベスト含有が疑われる段階で、適正に「分析」を行う必要があります。

しかし、アスベストは、危険性の高さごとに「レベル」が設定されており、レベルにより取り扱いや注意点に違いがあります。

そこで今回は、アスベストの危険性を示すレベルの違いや、アスベスト分析を依頼する際の「3つの注意点」について、わかりやすく解説します。

アスベスト(石綿)の危険性

アスベスト分析

アスベストは、別名で石綿(せきめん、いしわた)とも言われ、「耐熱性」「絶縁性」「耐久性」を備えた優秀な建築素材として、多くの場面で活用されていました。しかし、健康被害の原因になることが発覚し、2006年に新たな使用が禁止されました。

アスベストは、非常に細かい繊維質をしており、人が吸い込むことで、「アスベスト肺」「肺がん」「悪性中皮腫」などの病気の原因になる恐れがあります。

アスベストが原因となる健康被害は、潜伏期間が非常に長く、アスベストを吸い込んでから、10年以上経ってから症状が出ることも多々あります。

そのため、アスベスト含有が疑われる建築物の分析を行う際にも、飛散しないように周囲を養生したり、防護具を使用したりと、細心の注意を払わなければなりません。

アスベスト(石綿)は主に「3分類」ある

アスベスト分析

アスベストには、その危険性ごとに「3つのレベル」に分類されています。

ここではレベルごとの特徴や注意点について解説します。

分類1:レベル1(吹付け材)

まず最も危険度が高いレベル1に分類されているのが「吹付け材」です。

吹付け材は、細かい繊維が飛散しやすいため、最も危険性が高いレベル1に分類されています。

吹付け材は、主に学校や工場などの天井や壁、鉄骨の耐熱性を高めるために、1963〜1975年ごろの年代に使われていました。

分類2:レベル2(保温材・耐火材)

保温材・耐火材は、設置された状態では、吹付け材に比べると飛散性が低いです。しかし、解体作業時には大量に飛散する可能性が高いため、レベル2に分類されています。

保温や耐火目的で、主に配管の取り付けて、使われていました。

分類3:レベル3(成形板)

最も飛散性が低いレベル3に分類されているのは、屋根や外壁、天井などで使われる「成形板」です。

アスベスト単体ではなく、他の素材と混ぜ合わさっているため、飛散するリスクが低くなっています。

アスベスト(石綿)分析を依頼する際の「3つの注意点」

アスベスト分析

ここからは具体的にアスベスト分析を依頼する際に、特に注意したい点を3つに絞ってわかりやすく解説します。

アスベスト分析を依頼するための検体を自社で採取して、分析業者に郵送で送り、分析を依頼するケースも多々あるので、詳しく読み進めてください。

注意点1:規定量を満たす検体を送る

アスベスト分析を行うためには、アスベストのレベルごとに検体の採取方法が異なります。

定められた方法で、規定を満たす量の検体を正しく採取し、分析業者に郵送しなければなりません。

分析に必要な検体の規定量は以下の通りです。

■ レベル1(吹付け材)

ゴルフボール1個程度の体積を3箇所から採取して、1つの密閉容器に入れたもの。

■ レベル2(保温材・耐火材)

ゴルフボール1個程度の体積を3箇所から採取して、1つの密閉容器に入れたもの。

■ レベル3(成形板)

5㎝×5㎝に切り取ったものを3箇所から採取して、1つの密閉容器に入れたもの。

アスベストの検体を安全に採取する方法については、以下の関連記事をご覧ください。

注意点2:検体の密閉梱包を徹底する

アスベストは飛散したものを人が吸い込むことで、健康被害の原因となります。

そのため、採取した検体は、密閉梱包を徹底する必要があります。

チャック付きビニール袋など、密閉できる容器に入れましょう。

注意点3:情報を明確に伝える

アスベストの分析業者に依頼する際には、アスベスト含有が疑われる場所の住所や、検体を採取した日付や担当者名を漏れなく伝える必要があります。

アスベスト検体を郵送で送る場合は、各業者が指定している「アスベスト分析依頼書」があるので、漏れなく記入しましょう。

>>オルビー環境の「アスベスト分析依頼書」はこちらからダウンロードしてください。

>>ご記入例はこちらをご参照ください。

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