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2026.02.23
太陽光パネル

「中国製の太陽光パネルはやめたほうがいい?」2026年最新のセキュリティリスクと国産・海外産の徹底比較

太陽光発電の導入を検討する際、避けて通れないのが「どこの国のメーカーを選ぶべきか」という問題です。特に市場の大部分を占める中国製パネルについては、その圧倒的なコストパフォーマンスに惹かれる一方で、近年報じられているセキュリティ上の懸念や、製造背景にまつわるリスクから「本当に大丈夫なのか?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

2025年5月のロイター通信による「インバータへの不審な通信機器の混入疑惑」の報道以降、日本国内でも経済安全保障の観点から太陽光発電設備の選定基準が大きく変わりつつあります。

今回の記事では、2026年現在の最新情勢を踏まえ、中国製パネルを取り巻くリスクの実態、世界と日本における圧倒的なシェア率、そして国産パネル(長州産業など)が再評価されている理由を徹底解説します。

中国メーカーが世界シェア8割超を独占する現状

太陽光パネル

現在、世界の太陽光発電市場は中国メーカーによる「一極集中」の状態にあります。この圧倒的なシェア率は、導入を検討する上で無視できない事実です。

世界シェアの80%以上を中国が支配

国際エネルギー機関(IEA)や調査会社のデータによると、2024年から2026年にかけて、太陽光パネルの世界供給量の80%以上を中国メーカーが占めると予測されています。パネルの主要部材であるシリコンウエハやセル、モジュールの製造能力に関しては、中国1国で世界の年間需要を優に上回る規模に達しています。

日本市場における現状

日本国内でも、産業用(メガソーラー等)から住宅用まで、流通しているパネルの多くが中国産、あるいは中国資本のメーカー製品です。かつて8割以上のシェアを誇った国内メーカーは、中国勢による徹底したコスト削減と大規模な設備投資による価格競争に押され、現在は住宅用市場を除いて苦戦を強いられています。

この「シェアの独占」は、安価なパネル供給という恩恵をもたらす一方で、特定の国にエネルギーインフラを依存するという安全保障上の懸念(地政学リスク)を浮き彫りにしています。

中国製システムを巡る「不審な通信機器」報道とリスクの実態

2025年、太陽光発電業界に激震が走りました。米国エネルギー省の調査により、中国製の太陽光発電用インバータ(パワーコンディショナ)内部から、仕様書に記載のない「不正な通信機器」が発見されたとロイター通信が報じたのです。

懸念されるサイバーセキュリティの脅威

インバータは本来、システムのアップデートや遠隔監視のためにネットワークに接続されます。しかし、未登録の通信機器が組み込まれていた場合、外部からのハッキングによって「一斉に発電を停止させる」といったサイバー攻撃が可能になり、大規模な停電(ブラックアウト)を引き起こすリスクが指摘されています。

「いつでも止められる」というカード

専門家の間では、これらがすぐに攻撃に使われる可能性は低いものの、有事の際に相手国を揺さぶるための「戦略的なカード」として仕込まれているのではないかという警戒感が高まっています。インバータの世界シェア上位3社も中国企業が占めており、この「偏り」がリスクとして議論されています。

製造時のCO2排出問題は?中国製パネルは「脱炭素」に逆行する?

太陽光発電はクリーンなエネルギーというイメージがありますが、実はその「製造工程」に注目が集まっています。太陽光パネルの主原料である結晶シリコンの製造には、膨大な電力を消費します。中国の主要なパネル工場が位置するエリア(新疆ウイグル自治区など)では、石炭火力発電が電力の主力です。

そのため、中国製パネルを1枚作る際に排出されるCO2量は非常に多く、その排出分をパネル自体の発電による削減分で相殺(カーボン・ペイバック)するまでに、8年から10年もの月日がかかると試算する専門家もいます。

日本の住宅用市場で再評価される「国産・長州産業」の強み

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こうした不安要素を背景に、いま急速に支持を伸ばしているのが、純国産メーカーの「長州産業(山口県)」です。住宅用市場では、国内メーカーが依然として5割近いシェアを維持しており、確かな存在感を示しています。

特徴1:日本の屋根に特化した「小回り」の利くラインナップ

海外メーカー(ハンファ、カナディアンソーラー等)は、広大な屋根を前提とした大型パネルが主流です。一方、長州産業は日本の狭小住宅や複雑な寄棟屋根にも対応できるよう、台形パネルや正方形のハーフパネルを豊富に揃えています。

海外産では「載せられない」デッドスペースを有効活用でき、結果として屋根全体の設置容量を最大化できるのが大きなメリットです。

特徴2:「信頼」という付加価値

長州産業は国内に製造拠点を持ち、日本の厳しい品質基準で生産されています。セキュリティ上の懸念が極めて低いこと、そして国内メーカーならではの手厚い長期保証は、30年以上使い続ける設備において最大の安心材料となります。

性能・価格・保証の徹底比較:国産 vs 海外産

2026年現在の市場データに基づき、主な指標を比較しました。

比較項目国産(長州産業など)海外産(ハンファ・中国勢等)
変換効率約20.0%〜20.4%約21.5%〜22.5%
価格(kW単価)約24万〜29万円約23万〜28万円
屋根への適合性極めて高い(複雑な形状に強い)低め(大型パネルが中心)
セキュリティ極めて高い(国内製造の安心)一部で懸念報道あり

純粋な「コスト」では海外産が優位ですが、日本の住宅屋根で「トータルの発電量を最大化」し、かつ「30年の安心を買う」のであれば、国産メーカーに軍配が上がります。

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「中国製はやめたほうがいいのか?」という問いへの答えは、「何を最優先するか」に集約されます。圧倒的なシェアと安さを選ぶか、あるいは製造背景やセキュリティを含めた「信頼」を選ぶか。どちらのパネルを選んだとしても、太陽光発電事業には共通して果たすべき「最後の責任」があります。それは、数十年後に必ず訪れる設備の廃棄・リサイクルです。

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