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2026.01.05
太陽光パネル

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットとは?2025年最新の導入ガイド

電気は「買うもの」から自分たちで「回すもの」へ

エネルギー価格の高騰や脱炭素社会へのシフトが加速する中、家庭や企業における太陽光発電のあり方が大きな転換点を迎えています。これまでは「作った電気を売る(売電)」ことが主流でしたが、現在は「作った電気を貯めて使う(自家消費)」スタイルが経済合理性の面で圧倒的に有利になりつつあります。

その鍵を握るのが「蓄電池」の存在です。太陽光発電単体でも十分なメリットはありますが、蓄電池を組み合わせることで、その価値は数倍に膨れ上がります。一方で、高額な初期費用や寿命といった無視できない懸念点も存在します。

今回の記事では、太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットを、最新の市場動向や費用相場、そして注目を集める「PPAモデル」まで含めて徹底解説します。

太陽光発電と蓄電池の仕組みとは?セット導入が最強な理由

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットとは?2025年最新の導入ガイド

まずは、なぜ太陽光発電と蓄電池をセットで考える必要があるのか、その仕組みから紐解いていきましょう。

太陽光発電の「弱点」を蓄電池が補う

太陽光発電は、光エネルギーを直接電気に変えるシステムです。しかし、致命的な弱点が一つあります。それは「電気を貯めておけない」ことです。 

太陽が出ている日中にしか発電できず、雨の日や夜間は電力を電力会社に依存せざるを得ません。この弱点を蓄電池が補うのです。蓄電池は、日中に余った電力を「電気の貯金箱」のように保管し、夜間や悪天候時に放出する役割を担います。

直流・交流の変換と「パワーコンディショナ」

太陽光パネルで作られる電気は「直流」ですが、家庭で使う電気は「交流」です。この変換を行うのがパワーコンディショナ(パワコン)です。 

最近では、太陽光用と蓄電池用のパワコンを一体化した「ハイブリッド型パワコン」が登場しています。変換ロスを最小限に抑え、より効率的にエネルギーを循環させることが可能になりました。

太陽光発電と蓄電池を併用する「5つのメリット」

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットとは?2025年最新の導入ガイド

セット導入には、単体設置では得られない大きな変化があります。

メリット1:電気代削減効果の最大化(自家消費シフト)

かつてはFIT制度(固定価格買取制度)により、高い単価で売電することが最もお得でした。しかし、現在の売電価格は低下し、逆に購入する電気代は上昇し続けています。 

蓄電池があれば、日中の余剰電力を夜間に回せるため、電力会社から買う電気を極限まで減らせます。特に卒FIT(10年の買取期間終了)を迎えた家庭にとって、蓄電池は「最も経済的メリットが高い」運用方法となります。

メリット2:災害時・停電時の「最強の備え」

災害時、太陽光発電だけでも日中は電気が使えますが、日が沈むと途絶えてしまいます。蓄電池があれば、夜間でも照明、冷蔵庫、スマートフォンの充電、さらには全負荷型蓄電池ならエアコンやIHクッキングヒーターまで稼働可能です。「在宅避難」を可能にする生命線となります。

メリット3:同時設置によるコストパフォーマンスの向上

太陽光と蓄電池を別々に設置すると、工事費が二重にかかるだけでなく、パワコンの交換が必要になるなど無駄が生じます。新築時やリフォーム時に同時に導入することで、部材費・施工費を大幅に圧縮できるメリットがあります。

メリット4:V2Hやエコキュートとの連携

電気自動車(EV)を蓄電池として使う「V2H」や、日中の余剰電力でお湯を沸かすエコキュートなど、他の省エネ設備との相性が抜群です。家全体のエネルギー管理がスマート化され、さらなるコストダウンが見込めます。

メリット5:環境貢献(ESG経営・SDGs)

法人にとって、太陽光と蓄電池の併用は脱炭素経営の象徴です。発電時にCO2を出さないクリーンなエネルギーを24時間使い続けることで、環境負荷を低減し、企業価値を高めることができます。

太陽光発電と蓄電池を併用する「4つのデメリットと対策」

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットとは?2025年最新の導入ガイド

太陽光発電と蓄電池を併用することにも、もちろんデメリットや注意点はあります。導入前にリスクを正しく理解して、導入後に後悔しないようにしましょう。

デメリット1:初期費用の高さ

蓄電池の導入には、工事費込みで100〜200万円程度の追加費用がかかります。資金面のハードルを下げるには、まず国や自治体の補助金制度を徹底活用しましょう。数十万円単位の支援が受けられる場合もあります。

手出し資金の用意が難しいなら、初期費用ゼロで設備を設置し、使った電気代のみを支払う「PPAモデル」の検討も、リスクを抑える有効な手段です。

デメリット2:設置スペースの確保

蓄電池は室外機以上のサイズがあり、重量も100kgを超えるのが一般的です。精密機械のため「直射日光や高温多湿を避ける」設置条件もありますが、近年は壁掛け可能な薄型やコンパクトな屋内用製品も増えています。

設計段階で専門業者に相談すれば、住宅構造や周囲の環境に合わせた最適な配置プランを見つけ出すことが可能です。

デメリット3:蓄電池の寿命(サイクル数)

蓄電池は消耗品であり、充放電の繰り返しで容量が減少するため、一般的に10〜15年が寿命の目安です。製品選びでは価格だけでなく、保証期間が長く「サイクル数」が多いメーカーを優先しましょう。

あらかじめ将来の設備更新をコストとしてシミュレーションに組み込んでおくことで、長期的な家計への影響を最小限に抑えられます。

デメリット4:経済効果のシミュレーション誤差

天候不順や電力使用パターンの変化により、計算通りに電気代が安くならない事態も起こり得ます。失敗を防ぐには、直近1年分の検針票を提示し、実際の生活スタイルに基づいた精度の高いシミュレーションを依頼することが重要です。

実績豊富な業者なら、発電リスクまで加味したリアルな収支予測を提示してくれるため、納得感のある投資判断が可能になります。

ニーズにあった蓄電池を選ぶ3つのポイント

太陽光パネル

蓄電池選びで後悔しないためには、ご家庭の電力使用スタイルや設置環境に合わせた製品選びが不可欠です。以下の3つのポイントを軸に検討を進めましょう。

ポイント1:目的に合わせた「蓄電容量」の選定

蓄電池選びで最も重要なのは、「何のために蓄電池を使うのか」という目的に対して最適な容量を選ぶことです。

日々の節電・自給自足が目的の場合

太陽光発電で余った電力(余剰電力)がどれくらいあるかを試算し、それを夜間に使い切れるだけの容量を選びます。

災害・停電対策が目的の場合

停電時に「どの家電を」「いつまで」使いたいかを明確にします。冷蔵庫や照明など、最低限必要な機器の消費電力と稼働時間から逆算し、少し余裕のある容量を選ぶと安心です。

ポイント2:設置環境と「耐久性・設置スペース」の確認

蓄電池は長期間使用するものだからこそ、設置場所の条件に合致しているかを確認する必要があります。

屋外設置

雨風や直射日光、温度変化にさらされるため、防水性や耐久性が高いモデルを選定します。また、運転音が近隣の迷惑にならない場所の確保も重要です。

屋内設置

天候の影響を受けにくいメリットがありますが、設置スペースの確保が必要です。配線ルートが確保できるか、生活の邪魔にならないサイズかを確認しましょう。

ポイント3:長期運用を見据えた「保証期間と内容」の比較

蓄電池は導入コストが大きいため、故障時のリスクを最小限に抑えるための「保証」が鍵となります。

一般的に10〜15年の保証期間が設定されていますが、メーカーによって「蓄電容量が一定以下に低下した場合の保証(容量保証)」の有無や条件が異なります。

保証期間が過ぎた後の修理は自己負担となるため、初期費用だけでなく、保証の充実度を含めた「長期的なメンテナンスコスト」を考慮して選ぶことが大切です。

太陽光パネルの適正処理・リサイクルなら「オルビー環境」へ

太陽光パネルのリサイクル・適正処理

太陽光発電と蓄電池を併用することは、エネルギーを自給自足する暮らしへの大きな一歩となります。しかし、このシステムを真の意味で「持続可能な発電システム」として成立させるためには、役目を終えた太陽光パネルのリサイクルや適正処理という出口戦略までを見据えることが不可欠です。

オルビー環境は、太陽光パネルの撤去・収集運搬、適正処理・リサイクルまでの全てをワンストップで対応しています。対応エリアは、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)を拠点に全国エリアで対応可能です。

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