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2024.12.24

アスベストの調査費用は誰が払う?費用負担のルールと注意点をわかりやすく解説

アスベスト調査の費用負担は持ち物件と賃貸で異なる

アスベストは、かつて建材や断熱材などに広く使用されていた物質ですが、その有害性が明らかになり、現在では使用が禁止されています。

解体や改修工事を行う際、建物内にアスベストが含まれている可能性がある場合には、法律で事前調査が義務付けられています。しかし、その調査費用は誰が払うべきなのか?と疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、アスベスト調査費用の負担ルールや注意点についてわかりやすく解説します。

アスベスト調査費用を負担するのは誰?

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アスベスト調査費用は基本的に建物の所有者が負担します。所有者には建物の安全性や環境管理の責任があるためです。

ただし、賃貸物件では契約内容により、専有部の調査費用を借主が負担する場合もあります。公共施設や事業用建物では、行政や事業主が負担するケースが一般的です。

賃貸アパート・マンションの費用負担はオーナー?住民?

アスベストの調査費用は誰が払う?

アスベスト調査費用の負担ルールにおいて、複数の世帯が入居するアパートやマンションでは、責任の所在がわかりにくい場合があります。ここでは2つのパターンに分けてわかりやすく解説します。

建物所有者が負担するケース

建物の解体や改修を計画している場合、所有者が調査費用を負担するのが一般的です。

特にアスベストが疑われる建物の改修には、調査費用だけでなく、除去費用も追加で発生するため、所有者はこれを考慮した予算計画を立てる必要があります。

賃貸物件の場合の負担ルール

賃貸物件においては、所有者(オーナー)と借主(テナント)の間で費用負担の取り決めが異なる場合があります。

通常、建物全体の管理に関わる部分(共用部や外装など)はオーナーが負担しますが、借主が利用する専有部の改修工事で必要となる調査費用は、契約によって借主が負担するケースもあります。契約書の内容をよく確認することが重要です。

公共施設や事業用建物では誰が負担する?

アスベストの調査費用は誰が払う?

続いて、公共の施設や工場などの事業用の建物における、アスベスト調査の負担ルールを解説します。

行政や公共機関が負担するケース

公共施設や地域住民に直接関係する建物の場合、行政がアスベスト調査費用を負担することが一般的です。例えば、小学校や市役所の建物が老朽化し、解体や改修が必要となった際、住民や利用者の安全確保を目的として自治体が調査費用を負担します。

さらに、アスベストが確認された場合には、環境省や厚生労働省の補助金を活用して除去費用を負担することもあり、住民に負担を求めない仕組みが整っています。

事業者が負担するケース

事業用建物の場合、調査費用を負担するのは通常その建物を使用する事業主です。たとえば、工場やオフィスビルなどが老朽化した場合、事業主は労働者の安全を確保する義務があります。

具体例として、製造業の事業主が従業員の作業環境を改善するために、工場の天井材にアスベストが含まれていないかを調査した場合、その費用は事業主が全額負担します。さらに、建物が賃貸物件である場合は、オーナーと事業主の間で費用負担について契約書に明記されていることが多いです。

アスベスト調査を安く済ませる方法

アスベスト調査費用が高額になる場合、自治体や国の補助金制度を活用することで、負担を軽減できる可能性があります。特に対象となるのは、飛散性の高い吹付けアスベストやアスベスト含有吹付けロックウールを使用した建築物です。

自治体によっては、最大25万円の補助が受けられる制度もあるため、まずはお住まいの自治体に相談してみましょう。

アスベスト調査の費用負担でトラブルを防ぐためのポイント

アスベスト事前調査

アスベスト調査費用に関するトラブルを防ぐためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

契約書を確認する

特に賃貸物件においては、費用負担の取り決めが契約書に明記されていることがあります。

例えば、「建物の維持管理費はオーナー負担」「改修や解体に伴う調査費用は借主負担」といった具体的な条項が記載されている場合があります。

万が一、取り決めが曖昧な場合は、建物の所有者や管理会社と事前に協議し、書面で合意を取ることで、後のトラブルを未然に防げます。

見積もりを取る

調査を依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取得しましょう。

アスベスト調査費用は建物の規模や調査範囲によって変動するため、業者ごとに提示される金額が異なることがあります。

複数の見積もりを比較することで、費用の妥当性や各業者のサービス内容を確認でき、不当な請求を避けることが可能です。

アスベスト調査の費用相場

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アスベスト調査費用は、建物の規模や調査内容によって異なりますが、以下が一般的な相場です。

●事前調査(図面・目視):40,000〜80,000円
●定性分析(アスベスト有無の調査):30,000〜50,000円/検体
●定量分析(アスベスト含有量の調査):30,000〜50,000円/検体

建物の規模が大きい場合や複雑な構造の場合、費用はさらに増加することがあります。

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