お役立ち情報

USEFUL INFORMATION
2024.12.02

低濃度PCB処理業者一覧!信頼できる業者を地域別に紹介

低濃度PCB廃棄物の処理はどこに委託すべき?

低濃度PCB廃棄物の処理期限が2027年3月31日と迫っているので、早く処理を進めたいと、処理業者を探す方が増えています。

しかし、低濃度PCB廃棄物を処理できる業者は、全国に30以上存在し、どこに依頼すべきか迷う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、地域別に低濃度PCB処理業者の特徴や対応可能な処理内容について詳しく解説します。

記事の最後には、PCBやアスベストなどの分析を業界最安値で実施できる「オルビー環境」のサービスもご紹介します。

低濃度PCB処理業者を選ぶ3つのポイント

低濃度PCB処理業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントを確認しましょう。

ポイント1:自社とPCB処理場の距離で選ぶ

低濃度PCB廃棄物の処理にかかる費用の一部は、収集運搬費用によって決まります。処理場が近い業者を選ぶと、運搬コストを抑えられる可能性が高いです。

また、遠方の場合でも、ルート回収や相乗り便を提案してくれる業者であればコスト削減が期待できます。このような柔軟なサービスを提供できる業者を選ぶことが重要です。

ポイント2:処理対象の種類と処理能力で選ぶ

処理業者ごとに対応可能な廃棄物の種類や処理方法が異なります。例えば、トランスやコンデンサーを丸ごと処理可能な業者もあれば、事前に絶縁油を抜き取る必要がある業者もあります。

自社で保有している低濃度PCB廃棄物の種類を確認し、それに対応できる処理能力や対象物を持つ業者を選びましょう。

ポイント3:処理の見積もり費用で選ぶ

処理費用は業者ごとに異なるため、複数の業者から見積もりを取得して比較するのが賢明です。単に安さだけで選ぶのではなく、費用に含まれるサービス内容(収集運搬、保管、処理方法など)も確認しましょう。

明確な説明と柔軟な料金設定がある業者であれば、安心して依頼できます。

地域別の低濃度PCB処理業者一覧

低濃度PCB処理業者一覧

低濃度PCB廃棄物の処理業者は、環境省のWebサイトに一覧が掲載されています。

今回は、環境省の情報をベースに、各企業のWebサイトに掲載されている情報から、全国にある低濃度PCB廃棄物処理業者の一覧をご紹介します。

https://www.env.go.jp/recycle/poly/facilities.html

【北海道地方】の低濃度PCB処理業者

JX金属苫小牧ケミカル(北海道苫小牧市字勇払152)

JX金属苫小牧ケミカルは、2014年に北海道内初の低濃度PCB廃棄物無害化処理事業者として環境大臣認定を取得しました。

ダイオキシンを発生させない高度な処理技術を採用し、柱上トランスやドラム缶などのPCB汚染物を安全かつ効率的に処理します。

固定床炉や二次燃焼炉を使用した無害化処理により、金属リサイクルも可能です。施設内の徹底した安全対策や環境配慮も特筆すべき点で、北海道全域のPCB処理ニーズを支えています。

https://www.jx-nmm.com/company/industry/metal-recycling/pcb.html

北海道電力ネットワーク(旧. 北海道電力)(北海道札幌市中央区大通東1-2)

北海道電力ネットワークが運営する「ほくでんネットワーク苫小牧リサイクルセンター」は、微量PCB汚染物を安全かつ確実に処理する施設です。

2017年に環境大臣から無害化処理事業者として認定され、2020年には現在の組織名で再認定を受けています。

絶縁油に含まれる微量PCBを対象に、高度な技術を用いた無害化処理を実施。国の厳格な手順に従い、環境への影響を抑えながら地域の廃棄物処理を支えています。

https://www.hepco.co.jp/network/corporate/environment/tomakomai_rc.html

【東北地方】の低濃度PCB処理業者

東京鐵鋼(青森県八戸市河原木海岸4-11)

東京鉄鋼環境リサイクル事業部は、低濃度PCB廃棄物の無害化処理を専門に行う環境省認定施設を保有しています。東日本を中心に収集・運搬から処理までワンストップで対応し、ゼロエミッションを目指す完全再資源化に取り組んでいます。

処理対象は廃油や汚染物(変圧器、コンデンサ等)で、固定床炉や廃油処理設備を活用。事前調査や青森県外の事前協議も無料でサポートします。安心の対応で2027年の期限内処理を実現します。

https://www.tokyotekko-recycle.jp/pcb

エコシステム秋田(秋田県大館市花岡町字堤沢42)

エコシステム秋田は、2011年に微量PCB廃油、2015年に低濃度PCB廃棄物の認定を取得し、2020年には可燃性PCB汚染物の処理も可能となりました。

1号炉のロータリーキルン式焼却炉と3号炉の台車式固定床炉を活用し、絶縁油から電気機器まで多様な廃棄物を効率的に処理しています。

1日最大8.4klの絶縁油や30tの電気機器の処理能力を持ち、環境負荷を抑えた高度な処理技術を提供しています。秋田県から全国のPCB処理ニーズに応えています。

https://www.dowa-pcb.jp/dowa/eak.php

ユナイテッド計画(秋田県潟上市昭和豊川槻木字槻13-1)

ユナイテッド計画は、秋田県潟上市に拠点を置く産業廃棄物処理業者で、低濃度PCB廃棄物の収集運搬から最終処理までをトータルで行っています。

ロータリーキルン式焼却溶融炉を用い、1日最大28.8klの廃油や12.9tの汚染物を処理可能。ISO9001とISO14001を取得しており、品質管理と環境配慮を徹底しています。

専用のPCB運搬車両を保有し、収集運搬から無害化処理まで十分な設備を備えた信頼性の高い業者です。

https://www.united-k.jp/business/construction-and-demolition/pcb

エコシステム小坂(秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字尾樽部60-1)

エコシステム小坂は、2014年に低濃度PCB廃棄物の無害化処理の大臣認定を取得し、流動床式燃焼炉で850℃以上の高温燃焼分解を行います。1日11.52tの処理能力を持ち、PCB汚染物や廃プラスチック、汚泥など幅広い廃棄物を受け入れ可能です。

荷姿はドラム缶、ペール缶、メディペールなどに対応しています。処理で発生した廃熱や重金属は隣接する小坂製錬でリサイクルされ、マテリアルおよびサーマルリサイクルを推進しています。

https://www.dowa-pcb.jp/dowa/eks.php

クレハ環境(福島県いわき市錦町四反田30)

ウェステックいわきは、福島県いわき市にある低濃度PCB廃棄物の無害化処理施設で、2011年に環境大臣認定を取得し、2020年に更新されました。ロータリーキルン式焼却炉を用い、5,000mg/kg以下の廃油や100,000mg/kg以下の汚泥、金属くず、廃プラスチックなど幅広いPCB汚染物を処理可能。

全国対応で収集運搬も行い、廃棄物の安全な処理を実現しています。受け入れ荷姿は、トランスやコンデンサーなどの配電機器からドラム缶やローリー車など幅広く対応しています。

https://www.kurekan.co.jp/waste-recycling/disp-pcb.html

【関東地方】の低濃度PCB処理業者

ゼロ・ジャパン(東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル6F)

ゼロ・ジャパンが提供するSMCC分解・洗浄法は、金属ナトリウムを使用した化学分解と洗浄を組み合わせ、現地で低濃度PCB汚染機器を安全かつ効率的に無害化する技術です。

常温・常圧下で作業が可能なため、火災リスクが低く、処理後の絶縁油や部材は有価物として再利用可能。可搬式の小型装置により、大型機器やスペースの限られた現場でも対応が可能です。

環境省の技術評価を受けた信頼性の高い処理方法で、迅速な対応を実現しています。

https://zero-japan.co.jp/small-pcb

群桐エコロ(群馬県太田市新田大町600-26,27)

群桐グループは、群馬ハイブリッドクリーンセンターを運営し、低濃度PCB廃棄物の無害化処理を行う環境省認定施設を保有しています。

廃油や汚染物の収集運搬から処理までをグループ内で一貫対応し、処理コストを抑制。ロータリーキルン式焼却炉や固定床炉を活用し、国内最大級の処理能力を誇ります。

処理対象は絶縁油や廃電気機器、廃プラスチック類など多岐にわたり、迅速かつ安全な対応で2027年の処分期限に向けたサポートを提供しています。

https://www.grr.co.jp/pcb

日重環境(旧:赤城鉱油)(群馬県みどり市大間々町大間々1668)

日重環境赤城事業所は環境大臣認定施設として、低濃度PCB廃棄物の無害化処理を行っています。塗膜くずやOFケーブル、高濃度PCB調査から収集運搬、大型機器の解体まで、ワンストップで対応可能。

固定床炉やロータリーキルンを使用し、廃油は4.8kℓ/日、固形物は8.4t/日を処理可能です。850℃以上の高温で安全に燃焼処理し、燃焼ガスも徹底処理します。

専用設備と豊富な経験で迅速かつ確実なPCB廃棄物処理を提供しています。

https://www.jmc-eco.co.jp/service/sanpai_pcb.html

杉田建材(千葉県市原市万田野26)

杉田建材株式会社は、低濃度PCB廃棄物の無害化処理認定を取得した施設を持ち、安全かつ確実な収集・運搬から処理を提供しています。

トランスやコンデンサ、汚染物、処理物など幅広いPCB廃棄物に対応。運搬登録車両での安全輸送、専用保管所での保管、抜油・解体・プレスなどの前処理を経て、固定床炉やストーカ式炉での焼却処理を実施しました。

最新設備を用いたPCB濃度検査も行い、信頼性の高い処理サービスを提供しています。

http://www.sugita-group.com/sugita_kenzai/0201_pcb.html

エコシステム千葉(千葉県袖ケ浦市長浦拓1-1-51)

エコシステム千葉は、2018年に低濃度PCBの無害化処理認定を取得したDOWAエコシステムグループの一拠点です。

千葉県袖ケ浦市に位置し、ロータリーキルン式焼却炉を使用して廃PCBや汚染物、処理物を処理します。処理能力は廃油で26.6kL/日、汚染物等で24t/日です。

安全な機器解体や運搬も対応し、法定期限内の処理促進に貢献しています。

J&T環境(旧東京臨海リサイクルパワー)(神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア東館9F)

J&T環境は、PCB廃棄物の分析から運搬、無害化処理までを一括対応する専門企業です。

全国ネットワークを活用し、安全基準に基づいた効率的な作業を提供しています。屋上や地下、狭所からの機器搬出や大型機器の解体・運搬にも対応可能です。

課電自然循環洗浄など最新技術を活用し、PCB廃棄物の処理コスト削減を図りながら、環境保護に貢献しています。処理期限が迫る2027年までの対応をスムーズにサポートします。

https://www.jt-kankyo.co.jp/business/products/low_concentration_pcb.html

東芝環境ソリューション(神奈川県横浜市鶴見区寛政町20-1)

東芝環境ソリューションは、PCB廃棄物の調査・分析から運搬、処理までを一括対応しています。特に、移動型設備による無害化洗浄処理を国内独自技術で提供し、大型変圧器を設置場所で化学分解・洗浄できることが強みです。

廃棄物を特別管理産業廃棄物から一般産業廃棄物に転換し、輸送費削減や資源再利用を実現します。迅速な分析、現地処理、環境負荷の低減に強みを持ち、コスト効率の高いPCB処理を推進しています。

https://www.toshiba-tesc.co.jp/solution/engineering/pcb.htm

電力テクノシステムズ(神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1 新百合ヶ丘シティビルディング2階)

電力テクノシステムズは神奈川県に本社を置く総合エンジニアリング会社で、低濃度PCB処理を加熱強制循環洗浄法で実施しています。

この技術は環境省認定を受け、対象機器を解体せず現地で洗浄が可能です。微量PCB汚染変圧器の無害化処理に特化し、省コストかつ効率的な処理を実現します。

また、PCB迅速判定キットを提供し、迅速かつ簡易なPCB濃度測定にも対応しています。

https://www.dentec.co.jp/business/in-house-service/in-house.html#01

【中部地方】の低濃度PCB処理業者

富山環境整備(富山県富山市婦中町吉谷3-3)

富山環境整備では、環境省認定の無害化処理施設として低濃度PCB廃棄物や有害物の安全な処理を提供しています。固定床炉やロータリーキルン炉を活用し、PCB濃度や対象物に応じた効率的な処理を実施。全国トップクラスの処理能力を誇り、大型機器や特殊物にも対応可能です。

また、土壌汚染対策法に基づく汚染土壌の浄化・不溶化処理や、有害物質を含む廃液・汚泥の無害化処理も行い、最適な処理方法を提案しています。

自社分析センターで安全性を確認後、再資源化や適切な処分を実施しています。

https://www.tks-co.jp/services/waste/intermediate-treatment/pcb

北電テクノサービス(富山県富山市牛島町13-15百川ビル6階)

北電テクノサービスは、北陸電力株式会社および北陸電力送配電株式会社が保有する微量PCB汚染変圧器の無害化処理を担当しています。

2019年10月31日に環境大臣認定(令和元年第5号)を取得し、オンサイト式加熱強制循環洗浄法を使用して、変圧器を現地で洗浄処理しています。

この技術は電力中央研究所が開発したもので、特許認定を受けた洗浄法を採用しています。洗浄油を40℃以上に加熱して40時間循環させ、変圧器内部のPCBを除去します。

https://hts.co.jp/pcb

環境開発(石川県金沢市大桑町上猫下4-7)

環境開発株式会社は、平成26年に環境大臣より低濃度PCB廃棄物の無害化処理認定を取得し、安全かつ確実な処理を提供しています。

環境開発の第9号焼却炉(特殊向流型ロータリキルン式)では、廃油、汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、廃プラスチック類など多様な廃棄物を850℃以上の高温で処理可能です。

収集運搬には広域認定を受けた車両を使用し、大型機器からドラム缶、ペール缶など多様な荷姿に対応しています。

https://www.kankyo-kaihatsu.co.jp/business/pcb/index.html

太洋サービス(静岡県浜松市西区篠原町26745-1)

太洋サービスは、東海地域で初めて低濃度PCB処理認定を取得した廃棄物処理業者で、ロータリーキルンストーカ式焼却炉と固定床炉を使用し、廃油2.2kL/日、PCB汚染物12.9t/日の処理能力があります。

環境省認定の高効率熱回収施設を活用したサーマルリサイクルを実現し、焼却廃熱の有効活用に注力しています。

地域密着型のワンストップ処理サービスを提供し、環境負荷軽減と確実なPCB無害化処理を実施しています。

https://www.taiyo-ser.com

【近畿地方】の低濃度PCB処理業者

DINS関西(旧GE)(大阪府堺市西区築港新町1-5-38)

環境省認定の処理施設で、低濃度PCB廃棄物を厳重に管理し安全に無害化処理を実施しています。

タンクローリーで搬入される低濃度PCB廃油や密閉容器、ドラム缶で運ばれるPCB汚染物は、専用の焼却炉で850℃以上の高温で無害化します。

グループ会社のDINS関西(株)と(株)ジオレ・ジャパンも環境省の認定を取得しており、安全な処理が可能です。

https://www.dinsgr.co.jp/bringing/factory/pcb

かんでんエンジニアリング(大阪府大阪市北区中之島6-2-27)

かんでんエンジニアリングは、国内最大級のPCB処理実績を持ち、特許技術を活用した「現地洗浄処理」など、安全・確実な低濃度PCB処理を提供しています。

大型機器から小型機器まで対応し、PCB濃度分析や届出手続き、処理後の更新・メンテナンスも包括的にサポートしています。

処理期限が迫る2027年3月31日まで、最適なタイミングと方法を提案してくれます。

http://www.kanden-eng.co.jp/special/pcb/

神戸環境クリエート(兵庫県神戸市長田区苅藻島町1-1-28)

神戸環境クリエート株式会社は、令和2年3月31日に低濃度PCB廃棄物無害化処理の環境大臣認定を取得し、PCB濃度5,000mg/kg以下(一部は100,000mg/kg以下)の廃油や汚染物を安全に処理しています。

焼却処理はロータリーキルン+ストーカ炉を使用し、廃PCB廃油は9.6KL/日、PCB汚染物は9.6t/日の処理が可能です。受け入れはタンクローリーやドラム缶で密封された状態で行います。

https://www.kobe-k-create.co.jp/publics/index/45

ジオレ・ジャパン(旧 関電ジオレ)(兵庫県尼崎市東浜町1-1)

ジオレ・ジャパンは、2013年7月に低濃度PCB無害化処理の大臣認定を取得し、同年9月より事業を開始しました。

兵庫県尼崎市にある施設では、ロータリーキルン燃焼方式でPCB濃度5,000mg/kg以下の廃油や汚染絶縁油を7.68kL/日処理可能です。

受け入れはタンクローリー車限定で、厳格な漏洩防止対策と雨水排水管理を実施しています。850℃以上でPCBを完全分解する環境対策が特徴です。

https://geore.co.jp/business/index8.html

神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市中央区脇浜町1-4-78)

神鋼環境ソリューションでは、液状PCBは「SPプロセス」で化学分解、トランスやコンデンサからPCBを除去する「SEDプロセス」、形状が複雑な蛍光灯安定器や汚泥、ウエスなどを一括処理する「プラズマ溶融」技術を提供しています。

これらの技術は広域処理施設や民間設備で採用されており、多様なPCB廃棄物に対応可能です。

設計、建設、メンテナンスを通じて、安全で確実な処理を推進し、次世代への環境負荷軽減に貢献しています。

https://www.kobelco-eco.co.jp/disposal/pcb

【中国・四国】の低濃度PCB処理業者地方

中国電機製造(広島県広島市南区大州4-4-32)

中国電機製造は、2015年に環境大臣の認定を取得した低濃度PCB処理業者で、中国電力株式会社所有の変圧器や遮断器を対象にオンサイト式加熱強制循環洗浄法を採用しています。

この手法により、機器を解体せずにPCBを無害化処理でき、廃棄物を大幅に削減可能です。

洗浄油を用いた加熱・循環で巻線や鉄心に付着したPCBを除去し、排水や排ガスを発生させず金属類の再利用も実現します。環境に配慮した効率的な処理が特徴です。

https://chuki.jp

三光(鳥取県境港市昭和町5-17)

三光株式会社は、環境大臣認定を受けた低濃度PCB廃棄物処理の専門業者で、廃油、電気機器、汚染物など幅広い廃棄物を自社一貫で対応し、安全かつ迅速に無害化処理を行います。

現場での抜油作業や大型機器の解体、地下室からの搬出など柔軟な対応が可能で、収集・運搬中の漏洩防止も徹底しています。

ロータリーキルンや固定床炉での処理後、リサイクルや適切な廃棄が行われ、土壌汚染調査や浄化対策も実施しています。

https://sankokk-net.co.jp/service/pcb

富士クリーン(香川県 綾歌郡綾川町山田下2994-1)

富士クリーンは、環境大臣認定を受けた低濃度PCB廃棄物の処理業者で、廃油、汚染物、処理物を対象に、ロータリーキルンやストーカ炉、固定床炉での焼却処理を行います。

収集運搬から受入保管、抜油・解体作業、焼却処理まで一貫対応し、大型機器の解体やリサイクルも可能です。柱上トランス、コンデンサ、工具、木くずなど幅広い廃棄物に対応しています。

PCB

オオノ開發(愛媛県松山市北梅本町甲184)

オオノ開發は、日本最大規模の低濃度PCB処理施設を運営し、分析から処分まで一貫対応しています。

2023年に第4次環境大臣認定を取得し、トランス、コンデンサ、OFケーブル、汚染物入りドラム缶など多様なPCB廃棄物の処理が可能です。

向流式ロータリーキルンやバッチ式焼却炉を用い、耐震性や飛散防止策を徹底した安全な施設を備えています。

https://www.oono-as.jp/business/pops/processing.html

【九州地方】の低濃度PCB処理業者

光和精鉱(福岡県北九州市戸畑区大字中原46-93)

光和精鉱は、2010年に国内初の低濃度PCB汚染廃電気機器の無害化処理認定を取得し、小型から大型機器まで全国対応で安全かつ確実な処理を提供しています。

ロータリーキルン式焼却炉では廃PCB油を24KL/日、汚染物を10t/日処理可能で、固定床炉では57t/日を処理可能です。2027年3月末までのPCB処理期限に向け、分解から無害化処理までトータルサポートします。

https://kowa-seiko.co.jp/pcb

三池製錬(福岡県大牟田市新開町2-1)

三池製錬は、PCB濃度0.5〜100,000mg/kgの低濃度PCB廃棄物を焼却無害化処理できる認定施設を運営しています。処理対象は汚泥、木くず、金属くず、塗膜くずなど幅広く、30t/日の処理能力があります。

ドラム缶や樹脂製容器を用いた密封輸送と保管を徹底し、MF炉で安全かつ確実にPCBを分解可能です。リサイクル可能な資源は再利用され、環境負荷を最小限に抑えます。

https://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/miike-seiren/pcb_waste

九電産業(福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル北館)

当社は、九州電力グループの低濃度PCB汚染廃電気機器を対象にオンサイト式加熱強制循環洗浄法を用いた無害化処理を行っています。この技術は電力中央研究所と共同開発され、環境省から認定を受けた特許技術です。

洗浄油を加熱し機器内部に循環させることで、PCBを抽出・無害化します。機器の解体をせず現地で処理が可能で、大型変圧器などの効率的な処理を実現します。移動式装置を用いるため、柔軟な対応が可能です。

https://www.kyudensangyo.co.jp/corporation/pcb

低濃度PCB廃棄物を分析・適正処理するなら「オルビー環境」へ

オルビー環境は、大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山の関西エリアを中心に、以下の3つの特徴でPCB分析から収集運搬、処理までのワンストップサービスを提供しています。

特徴1:ワンストップサービス

現地訪問によるサンプル採取や分析を行い、行政への届出や搬出作業、環境省認定施設での焼却処理まで一括対応可能です。処理後はマニフェスト交付を行い、行政報告も安心して行えます。

特徴2:業界最安値級のコストパフォーマンス

ルート作業や合積み運搬を活用することで運搬費を大幅に削減し、業界最安値のサービスを実現しています。また、自社グループとの連携により徹底した業務効率化を行い、お客様に高品質かつコストパフォーマンスの高いサービスを提供しています。

特徴3:有資格者による安心サービス

オルビー環境は「特別産業廃棄物処理業」の許可を保有し、信頼性の高いサービスを提供している上に、問い合わせから引き取りまでは通常2〜3週間で対応し、他社との相見積もりにも対応可能です。

低濃度PCB廃棄物の処理期限は、2027年3月31日と迫っています。より早く、より安く、より安心して、低濃度PCB廃棄物の分析や処理を実施したい方は、まずはお気軽にオルビー環境へお問い合わせください。

>>【無料相談】オルビー環境に問い合わせる